【水合せ】、【水温調整】


釣ってきた天然ウナギを飼育、泥抜きする時は【水合せ】、【水温調整】を行ってください。
水道のカルキは各都道府県によって濃度に違いがあります、カルキ抜きの必要が無い地域もあります。

ウナギはある程度水質が悪い水、水道水(カルキの入っている水)でも生きていますが、釣ってきたばかりで体力の落ちている時に、水質の違う水、水道水(カルキの入っている水)、水温の違う水にぶち込むと、死ぬ確率が高くなります、釣ってきた初日が峠で、初日をしのげば死亡率は低くなります。

釣ってきた初日は、水道水のカルキを抜いおいてください、水温、ph、水質などを少しずつ合わせます。

私の住んでいる地域はカルキの濃度が高いので、カルキを抜かないで釣りたてのウナギをぶち込むと、3回に1度は死亡します。



その1【水温調整】

釣ってきた天然ウナギと釣り場の水をクーラーBOX、バケツなどで持ち帰ります。

ビニール袋に、釣り場の水、酸素、天然ウナギを入れて本水槽、生簀に浮かべます、水と酸素は1対1〜2対1位、
30分〜1時間かけて、水温を合わせます。



【注意】1日に5℃以上水温を変えないでください。



【その2】水合せ


水温調整が終わったら、釣り場の水と天然ウナギをトリートメントタンクに移します(バケツなどでも可)






トリートメントタンクに、本水槽、生簀の水を足す、ゆっくりと時間をかけて何ども繰り返します。

トリートメントタンクの水に対して、
(本水槽、生簀の水20%足す)
30分↓
(本水槽、生簀の水20%足す)
30分↓
(本水槽、生簀の水20%足す)
30分↓
(本水槽、生簀の水20%足す)

水合せ完了!





水合せが終わったら、本水槽、生簀にウナギと水を移して、エアー、ヒーターをセットして終了。
ペットショップなどで水合せ用の道具も販売されてます。



↑この作業で同時に温度調整も出来てしまう事があるので、温度調整が不要になる事も。!(^^)!




管理人Shoji方式

管理人Shoji方式は、水タンクに1日以上寝かせた水を溜めて、イケスにゴムチューブを伝って水を落とします。
ポタポタとゆっくりと下に落とす砂時計の様な、かけ流し状態!

新しくウナギを入れる時は、イケスから、ゴムチューブを伝ってクーラーBOXに水を落とします、バケツ1杯分落とすのに数時間かかるので、【水合せ】、【水温調整】を同時に行います。

1日かけて、【水合せ】、【水温調整】完了したと判断したら、ウナギをイケスに移します。





↑【水合せ】、【水温調整】中のウナギ、ゴムチューブを伝ってポタポタとゆっくり水が落ちる仕組み。





井戸水など水質の良い所では、水合せしなくても良い事もあります。(温度調整は必要です)
家では、井戸水かけ流しにしてます、魔の初日はありません。


↑鰻氏さん第1生け簀↑
井戸水かけ流し。








    
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