天然ウナギの食べ方
+ウナギ釣りで釣れる、愉快な仲間(外道)達の食べ方
このサイトを訪問している方のほとんどが、ウナギを釣ってきて、食べてやろうと思っている方たちだと、思います、せっかく釣ってきても、料理法が分からないとウナギを無駄にしてしまいます。
ウナギの料理方法を紹介と、ウナギ釣りで釣れる外道の料理方法を紹介します。
ニホンウナギ
Anguilla japonica
食べ方
フライ、蒲焼き、など。
ウナギ料理の道具
ウナギの〆方
ウナギの捌き方
蒲焼きのタレの作り方
ウナギの保存
ウナギの蒲焼き
ウナギの天ぷら
蒸し鰻のスモーク
ウナギの燻製
ウナギの焼き切り
ウナギの骨せんべい
ウナギの肝吸い
ウナギのみりん干し
アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)の食べ方
Ictalurus punctatus
北アメリカ原産の外来魚。
アメリカでは、養殖が盛んで、フィレオフィッシュなどにされる、日本へは、1970年代から、北アメリカから導入され、茨城県霞ヶ浦周辺で養殖され、白身で油ののった身は、刺身、フライ、天ぷら、蒲焼きなどで食せる、ニホンナマズの代用にも使われているが、アメリカ程定着はしていない。
養殖場を抜け出したか、養殖を放棄した業者が、魚を放したのが異常繁殖の始まり。
利根川水系を中心に爆発的に繁殖している。
アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)は胸ビレ、背ビレにトゲがあり、水鳥も食べないので、日本の河川では天敵が居なく、今後生息地が拡大されるだろうと予想されてます!
アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)は数十年前、若魚が観賞用でペットショップでも売られていた為、愛知県、福島県、滋賀(琵琶湖)でも生息が確認されてます、日本全国に被害が出るのは時間の問題かと思います。
肉食性で食欲旺盛、小魚、エビ、小動物など何でも食べる、外来魚のブルーギル、ブラックバスも食べる、
鰻(ウナギ うなぎ)も食べられ、繁殖前に比べると、鰻(ウナギ うなぎ)の漁獲量が減っている!
この様に、外来魚を日本の河川に放すと取り返しの付かない事が起こる!
大型はメートルを超え、最大132cmが確認されています。
環境省が特定外生物に指定した為、生きたままの移動禁止、無許可での飼育禁止、違反した場合、個人で3年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人で1億円以下の罰金が課せられます!
その場でキャチ&リリースするか、殺処分してください、県の条例で、県、河川によっては、キャチ&リリースを禁止している場合もあります(埼玉県、琵琶湖)など!
釣ったら食ってしまぇ〜〜!
食べ方
フライ、煮物、蒲焼、など。
背ビレ、胸ビレが鋭く、内側がノコギリ状になっており、大変危険です、ニッパーなどで切断するなど、取り扱いに十分注意してください。
アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)の捌き方
アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)のフライ
アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)のムニエル
スズキ(フッコ)の食べ方
Lateolabrax japonicus
湾内、汽水域、淡水域でウナギの外道でよく釣れる!
出世魚でセイゴ→フッコ→スズキと呼び名が変わる!
海、汽水で暮らすが中流域の堰まで川を遡上してくるが外海で釣れた、スズキ(フッコ セイゴ)に比べると、内臓、皮が臭いので、釣り場で下処理をして持って帰ると良い!
淡水魚を、お刺身で頂くのは基本的にNGです、川に登ってきた、スズキ(フッコ セイゴ)も、お刺身はオススメ出来ません。
スズキ(フッコ セイゴ)は、ある程度水質が悪くても生息出来ます、水質が悪い場所で捕獲したスズキ(フッコ セイゴ)を食す事もオススメできません、全て自己責任で行なってください。
食べ方
洗い、フライ、煮物、蒲焼、塩焼きなど。
エラがカッターの刃の様に鋭く、取り扱いには十分注意してください!
背ビレも鋭く危険です、ニッパー、ハサミ、などで取り除いておくと安心です。
↑東京都板橋区まで上ってきたフッコ。
スズキ(フッコ)の締め方、捌き方
スズキ(フッコ)の天ぷら
スズキ(フッコ)のフライ
スズキ(フッコ)のムニエル
スズキ(フッコ)の塩焼き
ニホンナマズの食べ方
Silurus asotus
ニホンナマズは大型個体より中型個体の方が美味です。
水質によって泥臭い、生臭い、石鹸臭いが強いので泥抜きはしっかりやった方がいいです。
ウナギより美味でニホンナマズを専門で狙う、元ウナギ釣り師も多いです。
ニホンナマズを調理する時の注意点、ニホンナマズには顎口虫と言う寄生虫が付くことがありますので、生食は不可、必ず火を通してください。
食べ方
フライ、煮物、蒲焼、塩焼きなど。
ニホンナマズの捌き方
ニホンナマズの蒲焼
ニホンナマズの西京焼き
ニホンナマズの天ぷら
スッポンの食べ方
Pelodiscus sinensis
ウナギ釣りでよく釣れる、うれしい外道!
スッポンは料理人でも捌ける人が少なく、素人が捌くのは大変です、調理台も火力が要るので家庭用のコンロだと、火力が弱く生臭みが出ます
スッポン料理店に持ち込んだ方が、釣り人、スッポン両方が幸せです。
食べ方
鍋、フライ、煮物、刺身など。
スッポンの(血、肉)の生食は養殖物であっても控えてください。
活きているスッポンは凶暴で噛まれると大変です、軍手をして頭の届かない尾っぽ付近を持つ様にしてください。
スッポンの捌き方
スッポンの唐揚げ
スッポン鍋
モクズガニの食べ方
Eriocheir japonica
ウナギ釣りのぶっこみで偶に釣れる事がある。
モクズガニは海と川を行き来している、川を遡上する時は流れに逆らって進む習性があるので、上流域でも釣れる。
天然採取のモクズガニ(上海ガニ)は厄介な寄生虫が付く場合があります、取り扱いに注意して、生食は絶対にしないでください。
食べ方
フライ、味噌汁、など。
活きているモクズガニは異常に動きが早く脱走に注意してください、ハサミも強力なので軍手をするなど注意してください。
モクズガニ(上海ガニ)の味噌汁
モクズガニ(上海ガニ)の塩茹で
ハゼの食べ方
Gobioidei
海、汽水域、下流域のウナギ釣りの外道でよく釣れる。
専門に釣る人も多い!
四手網などでも狙える。
食べ方
フライ、塩焼きなど。
ハゼの天ぷら
ハゼの南蛮漬け
ブルーギルの食べ方
Lepomis macrochirus
1960年、皇太子明仁親王が、アメリカから15匹を日本に持ち帰ったのが初、食糧目的の為の養殖が可能か研究されていたが、養殖に向かないと判断された、その後ルアーブームがおきて、ブラックバスの餌として業者の手で日本各地の河川に密放流された、シラスウナギ、ウナギの餌となるエビ、小魚を沢山捕食する。
ブルーギルの塩焼き
ブラックバス、スモールマウスバスの食べ方
Black bass
アメリカ原産の肉食魚で日本へは1925年、神奈川県芦ノ湖に持ち込まれたのが初!
その後、ルアーブームがおきて、業者による密放流がされ、エサ用のブルーギルと共に全国規模で爆発的に勢力を拡大して、いまでは、居ない河川を探す方が大変になってしまった!
ブラックバスは、流れの無い暖かい水を好み、スモールマウスバスは冷たい流れのある河川を好む様です。
この種のもたらした、日本の河川の生態系の破壊は計り知れない!!
ウナギ釣りでは定番外道、キャッチアンドリリースを禁止している河川もある。
釣ったら食べましょう!
食べ方
フライ、煮物、塩焼きなど。
ブラックバス、スモールマウスバスの捌き方(〆方)
ブラックバス、スモールマウスバスのフライ
ブラックバス、スモールマウスバスのムニエル
ブラックバス、スモールマウスバスの天ぷら
ブラックバス、スモールマウスバスの塩焼き
アメリカザリガニの食べ方
Procambarus clarkii
1972年アメリカからウシガエルのエサとして導入されたのが初、ウシガエルの養殖場から逃げ出して、爆発的に繁殖、ウシガエルも爆発的に繁殖!!
ウナギ釣りの合間にザリガニ釣りをすると、暇つぶしになるし、ウナギのエサにもなり一石二鳥!!
余ったら持って帰って食べれば一石三鳥!!(*´∀`*)
日本以外のフランス、アメリカ、中国では高級食材!
ウチダザリガニ
ニホンザリガニ
も食べ方は同様!
食べ方
フライ、ゆでるなど。
アメリカザリガニの塩茹で。
ギギの食べ方
Pelteobagrus nudiceps
ママズ科ギギ目の魚
関西方面に多く生息する肉食魚、腹びれの棘と基底の骨をすり合わせ、「ギーギー」と低い音を出す。
背ビレ、胸ビレにトゲがあり、取扱いに注意が必要。
日本の淡水魚の中で唯一毒針があるとされていたが、毒は無く強力なトゲを持っている。
食べ方
フライ、煮物、蒲焼、塩焼きなど。
鯉の食べ方
Cyprinus carpio
食べ方
洗い、フライ、煮物、塩焼きなど。