天然鰻(ウナギ うなぎ)釣果報告

2012年8月20日

本日の釣り師



本日は新ポイントに。
川は広さがありますが、立ち入れた場所は狭く、一本しか竿出せません。
新ポイント開拓はまず、根がかりしない場所を探すまでが大変。あっちゃこっちゃ投げて寝がかりしない所を探します。
とにかく根がかりが多い場所で、もの凄い勢いで針が1セットダメになりました。
俺は鉛や針を極力川の中に残したくないので、絶対切れない様にしているんですが、引っこ抜く度にハリが曲がってしまう。
障害物が多いという事はウナギも沢山入っていそうな気がします。そして、アタリがとても多い。度々かかるんですが、速攻根に潜られてなかなか釣れません。

姿見てないのでウナギかどうかはわかりませんが、アタリの性質が鮒ではない事はたしか。なんでしょうね。ニゴイは何匹か釣れました。

そんなワケでしばらくバシャバシャとやってたらアタリが無くなりました。
なのでちょっと遠投気味に投げてみます。

そしたらまたアタリが復活。
ニゴイっぽいアタリを合わせてみたら、かかった魚がバッシャーン!!とライズしました。

「な!!なんじゃありゃあ!?」

とにかく凄い引き。なっかなか上がって来ません。巨鯉か???

もう日が落ちているので、近くに来てもデカいのが掛かっているのがわかっても、それが何だかわかりません。
足元まで寄せて来てからのファイトが凄かった。
下方向に逃げようと頑張っているのでなかなか姿を見せません。

魚が弱るまでドラグ調整して頑張ります。ドラグは緩め過ぎると一気にライン出てバレてしまいますからね。ほんの、微妙に、ちくっとずつ回して調節します。
長い時間ファイトが続き、やっと弱り、水面から顔を出します。

なんじゃこれ?鯉?ナマズ?

デカ過ぎてタモに入らない。タモの柄の強度もこれじゃ無理。さて、どうしよう。

とりあえず魚を縦に伸ばし、タモを魚の下に入れて、タモを上げると同時に竿も上げて、一気に魚をブン投げる様に、勢いで陸に揚げました。
ビタ?ン!!と陸に上がった魚はアメリカナマズ。でっけえ!!!

親父が一昨日デカいアメナマ上げて調子に乗っており、「アレと比較にならん程の釣ったぞ!!」と言ってもホラだと思われてしまうでしょう。すぐ後に釣ったタイムリーさもウソっぽい話ですし。

調子に乗ってる親父に見せたい。だがしかし、携帯もデジカメも忘れて来てしまった、、、。
「こいつは絶対殺す」という誓いを立て、持ち帰る事にしました。アメナマ持ち帰るのは違法行為となりますが、殺す前提ならオッケーという事にしといて下さい。

まぁ、外来魚はリリースもしたくありませんしね。タマゴも持ってるだろうし。
捨てるにしても、親父に見せてから捨てたい。

んなわけで持ち帰ろうとしたんですが、いつも釣れた魚を臨時に入れておくケースに入らんです。体を折り曲げて、「ジョジョの奇妙な冒険」の扉絵の様な不自然にくねらせたポーズのままケースに入れて持ち帰りました。
もっと長時間、釣りしたかったんだけど、、、。

そして家で撮った写真が添付画像です。サイズは60cmジャスト程なんですが、アメナマの60cmというのはマナマズの60cmとはワケが違います。横幅があるのでズッシリと重く、巨大なのです。



こいつは一応泥抜きイケスに入れました。釣った川が今回は綺麗ではないので、食いたくはない。なので、長いスパンの泥抜きに耐えられたら食う事にします。途中で死んでしまったら土に埋葬します。

T川水系、この地方もアメナマの侵略が来てしまいました。
こいつらばかり釣れる様になるのも時間の問題でしょう。

可哀想ですが、タマゴ持ってる様なの釣ったら殺してやって下さい。
でも、ファイトはすっげー楽しかった!!!






2012年8月20日



昨夜釣ったアメナマが死にました。アメナマ死んじゃいますね。ペーハーショックかな。

死体を埋めようと思ったものの、ただ「親父にひけらかす」という目的の為だけに殺してしまったので、釣った川の河原に置いてやる事にしました。

死体を入れ物に入れ、助手席に載せて葬りに行ったのですが、運転中、死体のデカさがデカさなので、存在感がハンパない。

入れ物に入り切らないので、頭が出ているのですが、空を見つめる死体の目の主張がもの凄く、死体遺棄に行く様な罪悪感にかられます。まぁ死体遺棄っちゃあ死体遺棄なのですが。

河原の、微生物や虫に早く分解して貰えそうな場所に置いてやり、手を合わせて帰路に着きます。

午前二時。車の中に釣り道具はまだ入っている。仕事とっとと終わらせねばならんけど、小一時間だけやってみるか。今日は星も綺麗だし、涼しいから蚊もおらんだろう。

どの川でやろうか、、、。今の川でまたデカいアメナマ釣れちゃったらたまらんしな。他行ってみっか。

場所を移動し、始めました。最近は場所探しウナ師が入り込んでいた場所を見てみたら、カップラーメンのゴミや食い残し、釣具の袋などが散乱してたりしたので、場所を連想させる様な書込みは一切しない様にします。ちゃんとやってたら声掛けて釣れる川くらいは教えてやろうと思ったんですが、、、。

いつもの様に竿一本出し、忍者の様に薮に潜んでジっとしていたら、鳥が俺の目の前を悠然と泳いで行きます。俺の気配の殺しっぷりもハンパねえな。
暫くしたら鈴が鳴らない小さいアタリ。コレ、一本竿博士としてやって来た俺でないと気付かんアタリ。コレはウナギなんだな。

竿先の微妙な変化を合わせ、乗りました。おぉ!!いい引きじゃ!!!
上げてみたら60cmくらいで太さがあるいい型のウナギです。

仕掛けを再投入し、結構入れ食い気味でまた小さなアタリ。合わせたらまた乗りました!
ただ、これは小さかった。エンピツです。

仕掛けを再投入。また小さいアタリ。
でもこのアタリを拾うのは得意なんです。
シャっと合わせたらまた乗った!!!

しかし、巻き中に、糸に絡んだ藻がロッドのガイドに引っ掛かって巻けなくなってしまいました。

ラインを手たぐりで寄せたんですが、逃げられてしまいました。あ?あ、、、。

また仕掛けを再投入。まぁ?た小さいアタリ。これも拾って乗りました。
これまた60cmくらいの結構いい感じのウナギ。



仕事あるのでここでお開きにしましたが、気まぐれで小一時間竿出して、三本釣って一本バラすといういい結果に。
久々に数本出したな。






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