小さいニホンウナギのリリース。
ニホンウナギは出世魚で、【レプトセファルス】→【シラスウナギ】→【クロコ】→【エンピツ】→【メソ】→【ウナギ】の順で呼び方が変わります。
ウナギ釣りに行って小さいウナギ【クロコ】【エンピツ】が釣れてしまった場合はリリースしてあげましょう。
許可無く【シラスウナギ】を捕獲すると密漁になりますので、お止めください。
大きいウナギは、釣りでは珍重されますが、肉厚がありすぎる、小骨の存在感がありすぎる、皮が厚いなどの理由で蒲焼には向かない、食物連鎖の頂点にいるウナギは、汚染された河川で釣れた場合、大型ウナギ程、有害物質が蓄積されています、大型ウナギは親ウナギになるので、逃がしてあげてもいいかと思います。
ウナギは口、お腹の中に針がかかっても数日中に自分で針を外します、手で取ろうとするとトルネードしてしまい、糸に絡んで死んでしまう事があります、針を外そうとせず、ハリスを2、3㎝残してリリースしてください。
↑ウナギのトルネード↑
ニホンウナギをリリースする時は、釣れてから直ぐにリリースしてください、よく釣りが終わるまで確保して、帰る時にリリースする人がいますが、それではニホンウナギが弱って、死んでしまう事があります。
【メソ】【ウナギ】など持ち帰って、数日後リリースしたくなった場合は、病気にかかっていないか、針は外れているか確認してからリリースしてください、ウナギの針外しは100㌫ではありません、2,、3週間して針が外れていない場合は手で外してやってください。
ニホンウナギが病気にかかっている状態でリリースすると、河川に病気が蔓延してしまうのでリリースを中止してください、水槽、生簀で治癒してからリリースしてください。
ニホンウナギに限らず、淡水魚は釣れた川、同じ水系にリリースしてあげてください。
↑白雲病に掛かったニホンウナギ、26℃以下の低温で感染する。